【三輪明神】本殿をもたない日本最古の神社、ヤマト王権の聖地・原始神道の姿~つくられた「禁足地」!?廃線、隔夜法師、宿場町…地形が生んだ信仰の交差点~
「日本最古の神社」と名高い大神神社へ!この三輪山の麓は、邪馬台国の最有力候補地として、また現在の日本国へと繋がるヤマト王権の誕生地としても知られています。古代日本は、この大神神社-伊勢神宮-出雲大社を軸に、国家祭祀を形作っていたのです。神社なのに「本殿」がないって、いったいどういうこと?「古来一社の神秘なり」と記された、極めて独特な三輪鳥居とは。天皇家の神は、なぜ伊勢に遷ってしまったの?さらに、つくられた「禁足地」って一体どういうこと!?伊勢を目指した、幻の軽便鉄道。廃線、隔夜法師、宿場町…地形が生んだ信仰の交差点を紐解きましょう。人は聖地に、何を求めるのか?話題を呼ぶ気鋭の地理学徒、シゲちゃんと「日本最古の神社」波乱万丈の痕跡をめぐります。